■想像力を働かせてください

ガトリングテール今回はテールランプへのイタズラです。命名したのは、ガトリングテールランプ。
ハニカム(蜂の巣)パターンに足が4本あって2系統の電源入力ができるFLUX-LEDがそれぞれ7発入った円形部分を左右で2つずつの4つを収めます。
なに気にできあがった写真からスタートしてますが・・・
これまで通り制作過程をお見せするのも良いのですが、皆さんのイマジネーションを高めるために、あえて逆のパターンである、残骸をメインに紹介していきます。
どんな風に加工を行ったかについては、それぞれの本文を参考にしてください。

■ドナーパーツ(部品取り)

180SX LEDユーロテールまずはドナーパーツ紹介
日産のS13シルビアの姉妹車である180SXのテールをLEDユーロテールにするパーツです。
ヤフーオークション等で検索かければ、いっぱい出てきます。
S14シルビアや、オデッセイ、ハイエース、マークツー用の同様パーツもありますが、アストロ用に加工するためには4発分のLEDテール部分が必要なので、180SX用か、マークツー用が候補になると思います
アストロのユーロテールは、当初、G3テールで加工を始めようと思いましたが、横から見た時の収まり具合が悪そうなので、ごく普通のユーロテールにしました。値段もこなれていますしね。

■ドナー分解

分解1とりあえず、180SX用テールのレンズ部分をためらいなく切断して、欲しい部分をゲットします。
写真には赤いリングがありますが、これはハニカムパターン部分と一体になっているため、本当に欲しい部分をくりぬいた後の残骸です。
よって、180SXに乗っている方には申し訳ありませんが、この写真に写っているものは、全部ゴミです。廃棄するのをためらいたくなるようなデザインと光具合ですが、このままでは、なんの役にも立ちません。
コーキングで貼り付いているようなので、綺麗に壊すなら例の灯油を使うところですが、再利用を考えてないため、レンズ面をルーターで切り落としました。半田ゴテで溶かし切るのも楽かも。

■わっか4つ

分解2180SXのユーロテールの現物を見たら分かりますが、結構直径があります。たしか11cmくらいありますが、アストロのユーロテールは直径8cm程度しかありません。
大きいなら削って小さくするしかありませんが、いちいち全部削っていたら、時間がいくらあってもたりませんので、要らない縁部分は半田ゴテを使って溶かし切りました。かなり臭いガスが出ていましたので、換気をお忘れ無く。
これもまた、何かに使えないものか?と考えてしまいますが、今のところ面白い案が思い付きません。
やっぱ廃棄するしかないんでしょう・・・

■アストロ側も大胆に1

分解3いやね、実は今回の安物ユーロテールは、コーキングではなく、接着剤または溶かして合体してあるようで、レンズ面と鏡面をうまくばらす事ができないのよ・・・
んで、悩んだ結果、レンズ面のために1ユーロ、鏡面のためで2ユーロ、180SXも含めれば3ユーロの三個一テールなんです。(爆
というわけで、材料さえ手に入れば後はためらいなく切っちゃえばイイ訳ですよ。
ご覧の通り、レンズ面を切断するのが面倒で、やっぱり半田ゴテでジョロ〜ンと溶かしつつ分解してやりました。
180SXのテールはためらいを感じませんでしたが、やっぱアストロ用パーツを壊しに掛かる時には、ちょっと躊躇しました。

■アストロ側も大胆に2

分解4上の写真は鏡面確保のための切断でしたが、こちらはレンズ側確保のために出た残骸です。
鏡面側を溶かして切断しましたが、こちらはちょっとヤバ目な臭いが出ます。しっかり換気を行うようにしたほうが良さそうでした。
んで、必要パーツ側にも切り残しが、たんまり残ります。それらを半田ゴテで溶かして除去できればイイのですが、不可能です。諦めてルーターで削りました。
ルーターを使っても、どこまで削れば良いのか最初はおっかなびっくりでしたが、次第に削る事が大変な事に気付き、後半は結構な勢いでバリバリ削りました。誤って鏡面やレンズ面にキズを付けると、リカバリーが困難ですので、本当は慎重に行いたい作業です。

■何かに使いたいけれどタダのゴミ

分解5鏡面から赤レンズ除去
このレンズ、多分瞬間接着剤系でくっついています。
ランプソケットのホールにドライバーを差し、レンズに先端を当てた状態からドライバーのハンドルのケツを軽くハンマーすると、割と簡単に外れます。
これも綺麗なので、何かに流用したいところですが、いかせる所が全然思い付きません。
かといって180SXのテールに収まるわけではないので、やっぱりタダのゴミとして捨てられて終わりでしょう。
可哀想に・・・・ドナドナド〜ナ〜ドナ〜

■ここらで制作途中の絵

組立1鏡面とガトリング部分との仮組です。意外にも、ガトリング部分の外周部分ギリギリまで削ると、アストロの普通のユーロテールとほぼ同じサイズになり、微調整でキッチリ収まるようになりました。
本当は写真のように、3連部分が横に並ぶようにセットするつもりでしたが、下の写真を見れば分かるとおり、3連部分が縦に並ぶようにセットしました。これは、大人の事情によるものです。
つか、ネタバレしてしまえば、LED基盤がガトリングの裏に付くのね。アストロのテールは結構外を向いているわけで、ちょっとでも真後ろに向けるとなると、3連を縦にしないと調整ができなかったからです。でも、外向きの方が、後方車両が眩しくなかったかも。ぷ

■完成

完成取付おさらい。
ドナーパーツをバラす→本来パーツもバラす→移植する→組み上げる→取り付ける
これならドナーのバラし失敗したなら、本来パーツの救済ができる。
書けば簡単ですが、このテールを作ろうと計画してから半年掛かってやっと実現しました。毎日作業していたわけではないけれどね。
今回組み上げる時には、クリアテールを重視して、コーキングを使いませんでした。限りなく透明になる接着剤を利用しています。でも気泡が入ったり、綺麗に見えない部分があるので、ちょっとインチキして隠した方が良いかも。

■ま、まぶしい・・・

テールランプストップランプガトリングテール よく見えるように夕方に撮影してみましたが・・・車幅灯として点灯しているのと、ストップランプとして点灯している時の違いがイマイチ出ない・・・・
実際、輝度の違いは大きくありません。ハイマウントがあるため、ブレーキを踏んだのが分かりますが、車検で要求される輝度の違い(テールとストップの輝度差4倍だっけか?)には満たないでしょう。
それ以前にウィンカーの光漏れがあるので、車検は無理でしょうがね。
近くに寄って撮影したいところですが、眩しくて人の目と同じようには写せません。遠目に写せばノーマルユーロと違いが分からないし・・・・でも、確実に7つの点として輝いてくれますよ〜。


Tail ガトリングテール